「民間文教施設“粟谷塾”」ロゴ(40%版)

Amazonサーチウィジェット - Amazon商品専用の検索窓です^^
民間文教施設“粟谷塾”公式ウェブサイト > 民間文教施設“粟谷塾”の理念 総論

PDFファイルである事を示すプリンターアイコンこのページのPDF版はこちら

民間文教施設“粟谷塾”の理念

総論

桑の葉のイラスト 横須賀での粟谷塾の再開塾 桑の葉のイラスト

三浦半島航空写真で示す横須賀市津久井の位置

粟谷塾は、私、粟谷 聡が、1993年以来の塾での指導経験、経営経験の集大成として、2010年に、風光明媚な三浦半島、神奈川県横須賀市津久井で、改めて開いた職住一致の個人塾(家塾)です。
私は、1993年に塾で働き始め、1994年に千葉県市川市で最初の粟谷塾を開きました。
それ以後、首都圏各地で、粟谷塾を経営したり、他人の経営する塾に勤めたりした後、2006年、塾に対する保護者一般のニーズと塾業界の動向を悲観して塾業界を離れました。
と言うのは、多くの保護者が型に嵌った指導と型に嵌った結果を求めるようになり、本当に生徒一人一人の為を考えて柔軟に行なう指導の価値を認めなくなった為、最早粟谷塾を再び開いても経営していけないだろう、と思われたからです。

しかし、かつての粟谷塾の塾生・保護者は一般の塾生・保護者とは違っていた事、つまり、粟谷塾は一般の塾と同じように見る事が出来ない塾だった事に気付き、2010年、粟谷塾を再開する事にしました。

桑の葉のイラスト 粟谷塾の希望と理念 桑の葉のイラスト

再開塾に際して、私は一つの希望を持ちました。
それは、かつての粟谷塾をずっと続ける事が出来ていたら、と想像すると、自ずと湧いてくる希望です。
その希望とは、

主体的な[意志]を持つ人達による、互いの[意志]に対する[信頼関係]の実現

と云う希望です。
この希望が実現する、と云う事は、同時に、生徒達一人一人が次のような成長を遂げる、と云う事を意味しています。

[意義][覚悟][自信][意欲][勉強][学力][意志][恩][信頼関係]

これらの語に付いている[ ]は、「私(粟谷 聡)が言っている意味での」と云う事を示しており、各語の意味は、概ね次の通りです。
[意義]
(自分が触れる物事の)自分の中での[意味](=自分はそれを何と説明するか)[価値](=自分はそれにどれ程執着するか)
[覚悟]
[不安](=[未知]への闇雲な恐れ)を超え、囚われない事
[自信]
自分の心・気持ち・考え・行いを恥じず、蔑まず、誇れる自己信頼/自分を信じる事/自尊心/自己肯定/Self-esteem
[意欲]
[学力]を発揮し伸ばしたがる能動性
[勉強]
自分が前向きな姿勢でしたい事を頑張る事/自分が[学力]を発揮したい事を頑張る事
[学力]
自ら学び、自ら考え、主体的に判断し行動する力
[意志]
本質的に“自分自身”と呼べる存在/自分を方向付ける実体
[恩]
因む心/相手と関わり合い頼り合い支え合おうとする意識
[信頼関係]
相手が動機・意向において(結果・能力においでではなく)自分を裏切らない事を信じ合える関係

この成長過程は、新しい物事に触れる毎に繰り返し起きると共に、スイッチ一つで次々と電球を灯していくイルミネーションの電流、或いは、一度のドミノタッチで次々とドミノ牌を倒していくドミノ倒しのように、自然に次の段階に進んでいく物なので、次のように言う事が出来ます。

[意義]を分かれば、[覚悟]が出来る!
[覚悟]が出来れば、[自信]を持てる!
[自信]を持てれば、[意欲]を出せる!
[意欲]を出せれば、[勉強]が出来る!
[勉強]が出来れば、[学力]が伸びる!
[学力]が伸びれば、[意志]が分かる!
その[意志]から出る[恩]によって結ばれた
[信頼関係]の実現を目指す!

桑の葉のイラスト イルミネーション、或いは、ドミノ倒しのように 桑の葉のイラスト

この順次点灯するイルミネーション、或いは、ドミノ倒し、つまり、この成長過程のスタート地点は、[意義]―(自分が触れる物事の)自分の中での[意味][価値]を分かる事です。
自分の中での[意味][価値]とは、それぞれ、自分はそれを何と説明するか自分はそれにどれ程執着するか、を意味しています。
ですから、自分が触れる物事の[意義]―(自分が触れる物事の)自分の中での[意味][価値]を分かる、と云う事は、その物事の現実・在り様を自分なりに納得して認識し、受け入れる、と云う事です。

一つ一つの物事について[意義]を分かり、何についても[意義]を分かる姿勢が身に着くに連れて、二つ目の電球が灯り、二つ目のドミノ牌が倒れるように、次の段階が起こり始めます。
その段階は、[覚悟][不安](=[未知]への闇雲な恐れ)を超え、囚われない事―です。

人は、[意義]を分かるようになると、[覚悟]が出来[不安]を超えられるようになります。
なぜでしょうか?
なぜなら、[意義]を分かるようになると、その時その時、[不安]の原因である[未知](=分からない事柄)をどのようにどの程度分からないのか、また、その時の[未知]を分からない事がどのようにどの程度大事なのか、が分かるようになるからです。
それが分かると、[未知]を闇雲に恐れるのではなく、つまり、[未知]に対する[不安]に囚われるのではなく、落ち着いて冷静に対応出来るようになり、[不安]を超えて、[未知]と向き合えるようになります。

[覚悟]が出来[不安]に囚われず、[未知]と向き合えるようになると、三つ目の電球が灯り、三つ目のドミノ牌が倒れるように、次の段階が起こり始めます。
その段階とは、[自信]―自分の心・気持ち・考え・行いを恥じず、蔑まず、誇れる自己信頼/自分を信じる事/自尊心/自己肯定/Self-esteem―です。

[覚悟]が出来る、と云う事は、無闇に[未知]を恐れて[不安]に囚われる事が無くなる、と云う事です。
ですから、不必要に自分を消極的にならせる要因が無くなり、常に自分を冷静で前向きな状態に保つ事になります。
その為、[自信]を持つ事が出来るのです。

[自信]を持てるようになると、四つ目の電球が灯り、四つ目のドミノ牌が倒れるように、次の段階が起こり始めます。 その段階とは、[意欲][学力]を発揮し伸ばしたがる能動性―です。 定義に[学力]の語が出てきたので、[学力]が伸びるまでの各段階を先に紹介すると、[意欲]に続く五つ目の電球、五つ目のドミノ牌は[勉強]―自分が前向きな姿勢でしたい事を頑張る事/自分が[学力]を発揮したい事を頑張る事―で、その後に[学力]が本格的に伸びる段階が続く事になります。

[学力]は、「自ら学び、自ら考え、主体的に判断し行動する力」です。
この定義は、少なくとも言葉の上では、文部科学省等が唱える「新しい学力観」(1989~)や「確かな学力」(2002~)と、同じ意味です。
しかし、文部科学省等が行なう議論が、しばしば、「新しい学力観」や「確かな学力」を育成する方法を規定、限定する方向に向かっているのに対して、[学力]は、方法を規定、限定する物ではありません。
[学力]は、各人の主体性によって発揮される力であり、生徒の主体性を抑える事によって得させようとする事には無理が有るからです。
ですから、[学力]が伸びる前には、各人の主体性によって[学力]を発揮し伸ばす場である[勉強]―自分が前向きな姿勢でしたい事を頑張る事/自分が[学力]を発揮したい事を頑張る事―の段階が在る事になります。
そして、[勉強]が出来る為には、主体性の原動力である[意欲][学力]を発揮し伸ばしたがる能動性―が不可欠です。

[自信]を持てるようになった後、このようにして、六つ目の電球、六つ目のドミノ牌として[学力]が伸びるに至ると、七つ目の電球、七つ目のドミノ牌として[意志]―本質的に“自分自身”と呼べる存在/自分を方向付ける実体―が分かるようになります。
[意義][覚悟][自信][意欲][勉強][学力][意志][恩][信頼関係] 、と進歩・成長してきた人は、その過程で、周りに左右されず気を取られずに、自分自身の内面を見詰め、自分を大切にして内省する習慣を身に着けてきたので、内なる自分自身である[意志]が分かるようになるのです。
特に、[学力]は、各人の主体性によって発揮される力であり、主体性は、厳密に言えば[意志]の特質です。
ですから、[学力]を伸ばすと、それだけ[意志]を自覚出来ます。

[意志]を自覚し、自分を誤魔化す事を嫌うようになると、誰もが他人に依存しなければ生きていけない現実を率直に認める事が出来るようになり、素直に感謝するようになります。
特に塾の仲間や家族に様々な面で依存している事を喜ぶ事が出来るようになり、その絆を益々強め、永続させたい気持ちが出てきます。
八つ目の電球、八つ目のドミノ牌で喩えられる[恩]―因む心/相手と関わり合い頼り合い支え合おうとする意識―が湧き上がってきます。

そして、粟谷塾の希望である[信頼関係]、九つ目の電球、九つ目のドミノ牌で喩えられる[信頼関係]―相手が動機・意向において(結果・能力においでではなく)自分を裏切らない事を信じ合える関係―に到達します。
それは、[意志]を信じ合う関係であり、[恩]に基づいた絆です。

2017年07月12日(水)


ナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウ 関連ページへのリンク集 ナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウナザール・ボンジュウ

※このリンク集にはリンク先を追加する可能性が有ります。




↓↓↓ シェア宜しくお願いします! ↓↓↓
Twitterフォローボタン(粟谷塾公式アカウント)

メールはこちら


民間文教施設“粟谷塾”公式ウェブサイト > 民間文教施設“粟谷塾”の理念 総論


Copyright © Satoshi Awaya & Awaya-juku-juku
inserted by FC2 system